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【Q&A】障害者雇用の転職活動 よくある質問

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転職活動の進め方

本記事では、転職活動を始めた求職者の方からよくいただく質問にお答えしていきます。

くまくんがキャリアアドバイザーとして勤務する中で、求職者の方との面談で何度も聞かれてきた内容です。ぜひ参考にしてみてくださいね!

キャリアアドバイザー歴10年のくまくんが、よくある質問に一挙にお答えします!

転職エージェントについて

転職意向が低くても、転職エージェントに登録しても良い?

転職意向が低くても、サービスは利用できます。

・まずは情報収集してみたい
・転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談してみたい
・登録者限定の求人を見てみたい
・自分の経歴、スキルでどのような求人を紹介してもらえるのか知りたい

などなど、転職意向が明確に定まっていない場合でも、転職エージェントへの登録は可能です。

どちらかと言うと、明確に希望が定まった上で登録をしている人の方が少ないと言っても良いぐらいです。情報を収集したり、キャリアアドバイザーと実際に話をしていく中で、自分の希望を明確にしていくと良いですよ。

また、登録して話を聞いてみたけれど、もう少し現職で頑張ってみようかな…という選択をする人もたくさんいますよ。

複数の転職エージェントを利用してもOK?

複数の転職エージェントを並行利用してももちろん大丈夫です。

転職エージェントによっても取り扱っている求人に違いがあったりするので、複数のエージェントを利用する方が、紹介してもらえる求人のバラエティが広がり、転職成功率が上がります。

とはいえ、たくさんの転職エージェントに登録することで、それぞれの会社のキャリアアドバイザーとのやりとりが発生し、それだけで疲れてしまうケースもあります。その場合、メインで利用するのは2〜3社に絞ると良いでしょう。

▼くまくんお勧めの転職エージェントはこちら!

 ★アットジーピー【atGP】

 ★dodaチャレンジ

転職エージェントの上手な利用方法は?

キャリアアドバイザーとの相性を見極めよう

転職活動を進める上で、キャリアアドバイザーとの相性も重要な要素になります。

この人は親身になってくれそう、知識が豊富そう、的確な求人紹介をしてくれそう…など、信頼関係を築けそうなキャリアアドバイザーと出会えたら、その転職エージェントとのお付き合いを深めていくと、ストレスなく転職活動を進められる可能性が高まります。

また、これまでのトラウマなどが原因で、できれば異性のキャリアアドバイザーは避けたい、あるいは年齢が高めのキャリアアドバイザーの方が安心…といった個別の希望がある場合には、登録時に希望を伝えておくのも一つです。100%希望が叶う保証はありませんが、できる限り社内で調整してくれますよ。

要望は積極的に伝えよう

多くのキャリアアドバイザーは、転職のプロとして、あなたのことをできる限り理解した上で求人を提案したいと考えていますが、心を読み取れる超能力者ではありません。

そのため、要望や疑問、不安などがあれば、ぜひ積極的に伝えてみてください

この求人が気になるけど、自分の経験ではスキル不足かな?

こんなふうに悩んでいる場合でも、キャリアアドバイザーから「このスキルや経験なら、うまくPRすれば書類選考に通過する可能性はありますよ!」といった反応をもらえたり、「このポジションは確かに難易度が高いので、もう一つのポジションに挑戦してみたらどうですか?」など、具体的なアドバイスをもらえることがあります。

何気ない一言が求人提案のヒントになり、新たな切り口から求人を紹介してもらえることもあります。担当のキャリアアドバイザーには、ぜひ率直に色々と相談してみてくださいね。

転職活動全般について

障害者手帳を取得する前に活動は開始できる?

障害者雇用で入社する場合、入社時には必ず障害者手帳が必要ですが、転職活動自体は障害者手帳の申請中でも可能な場合があります。

障害者手帳の申請中に転職活動を開始する場合、申請書の控えがあれば応募が可能な企業もあります。その場合、「いつ頃手帳を取得予定か」と確認されることが多いので、申請時に交付までの所要時間を確認しておくと良いでしょう。

また、転職エージェントへの登録は、手帳の取得前でも可能なケースが多いです。その場合、登録時にいつ頃申請予定かを伝えておくと良いでしょう。

転職活動に有利な時期は?

意外に思われるかもしれませんが、障害者雇用の転職の場合、時期による差はあまりありません。

一般的に、年度の区切りになる4月や10月、あるいはロクイチ報告(※企業は毎年6月1日時点での障害者雇用の状況をハローワークに報告することを義務付けられており、この報告のことをロクイチ報告と言う)のため、6月1日向けて採用をする企業が多く、その時期には求人数が多少増えると言われていますが、実は年間を通じて求人数が大幅に変わることはありません。

また、誰もが魅力的に感じるような企業や働きやすい企業ほど、必然的に退職者も少なくなります。欠員が出た場合や、増員の必要がある場合に随時募集を再開…というケースが多いので、タイミングキャッチが重要です!

求人が多い時期だからと言って自分の理想の求人に出会えるとは限らないので、転職活動はご自分が転職を考えたタイミングで随時開始するのが良いですよ。

「転職したい」と思った時が始めどきです!

書類選考後のステップは?

もっとも一般的なのは、以下のような流れです。

①書類選考
②面接(2〜3回)
③内定

企業によっては、内定までに適性検査や性格検査、実習が実施される場合もあります。また、企業側が急ぎで採用を検討している場合、面接が1回になるケースもあります。

転職活動の期間はどれぐらい?

個人差はありますが、3〜6ヶ月程度かかる方が多いです。

通常、書類選考には1〜2週間ほどかかります。その後面接を2〜3回実施し、企業側で内定・条件通知書を作成して社内承認…と考えると、どんなにペース良く進んだとしても、応募から内定まで、最低でも1ヶ月程度はかかると考えておくと良いでしょう。

書類の準備や求人の選定期間、内定後の退職交渉の期間も考えると、やはり動き出してから新しい転職先の入社までには、早くても3ヶ月程度はかかるケースが殆どです。

転職まで、1年以上かかることも少なくありません。活動が長引くと、辛いと思うこともあるかもしれませんが、転職はご縁とタイミングなので、諦めずに応募を続けることが大切です。

内定から入社までの期間はどれぐらい?

在職中の方は、内定が出てから1〜2ヶ月後に入社、という流れが一般的です。現職の都合でどうしても2ヶ月以内の退社が難しい場合、3ヶ月程度までなら待ってくれる企業が多いでしょう。それ以上かかりそうな時は、事前にキャリアアドバイザーや企業にも相談しておくと良いですね。

現在仕事をしていない方であれば、入社時期はもう少し早まる可能性があります。企業側の受け入れ手続きの都合もあるので、なるべく早く勤務を開始したいという方は、選考の段階で希望も伝えておくと良いですね。「来月1日の入社であれば、今月の⚪︎日までに手続きが必要です」などと教えてもらえれば、それに合わせてスケジュールを調整できます。

新卒の場合は翌年4月入社となるパターンが殆どです。一般雇用の新卒の方と同じようなペースで就職活動を行えば問題ありません。

在職中に転職活動する方が有利?

可能であれば、在職中に転職活動を開始することをお勧めしています。

【在職中に転職活動するメリット】
・企業から「体調が安定している」と判断してもらいやすい
・収入が途切れず、安心感に繋がる
・状況に応じて、転職活動を中止したり延期したりできる

【在職中に転職活動するデメリット】
・多数の企業の選考に進んだ場合、面接日程を調整しにくい
・現職が忙しい場合、選考の準備時間を確保しづらい

【仕事を辞めてから活動するメリット】
・面接日程を調整しやすい
・企業研究や面接対策など、選考の準備時間を確保しやすい

【仕事を辞めてから活動するデメリット】
・ブランクが長引くと、企業から懸念を持たれやすい
・早く次の仕事を探さなければ…と、焦りや不安が生じやすい

もちろん、これが全ての人に当てはまるわけではありませんが、企業からの見え方として、直近まで仕事をしていた人の方が、スムーズに勤務を開始してもらいやすい印象があるのは間違いありません。

また、すでに退職済みであっても、3ヶ月程度のブランクであれば問題にならないことが多いですよ。

ブランク期間が長い方の場合、就労移行支援への通所も検討してみてください!就労移行支援に定期的に通所することで、体調の安定をアピールすることができます。

応募数の平均は?

スキルや経験、タイミングによっても異なるので一概には言えませんが、事務系職種での転職活動をする場合、平均すると20〜30社程度は応募している方が多いです。中には100社以上応募してようやく内定が出た…というケースもあります。

後悔のない転職のためには、最初は幅広くたくさんの企業に応募して、できれば複数社から内定をもらい、比較検討できるのがベストですね。

転職に有利なスキルや資格は?

この資格があれば転職の際に絶対に有利!という資格は、実は殆どありません。

しかし、応募職種に関連するスキルを持っていると、選考に有利になることはあります。

例えば同じぐらいの経歴、同じぐらいのスキルだと思われる応募者が何人かいた場合、それ以外によほど決め手になるような要素がなければ、資格をしっかり取得している候補者の方が、企業からの印象は良くなる可能性が高いでしょう。

経理系のポジションであれば簿記の資格、事務系のポジションであればITパスポートやMOS資格など、応募ポジションに関連するスキルを証明できる資格があると安心ですね。

一般雇用で働く方がメリットがある?

障害者雇用で働く方が良いか一般雇用で働く方が良いかは、障害の状況や希望条件、経験やスキルなど様々な要素の掛け合わせで決まるので、その人にとって何が正解かはケースバイケースです。

とはいえ、障害者雇用について調べ始めると、デメリットのことばかり気になって…というお話もよく聞きます。

障害者雇用は本当にデメリットばかりなのかという点については以下の記事にまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

また、「障害者雇用に向いている人、一般雇用に向いている人」についてもまとめています。あなたはどちらに当てはまりそうか、こちらも参考にしながら考えてみてくださいね!

求人について

もっと詳しい会社情報を知りたい時には?

求人票に記載してある情報以上のことを知りたいときには、その企業の新卒採用ページ(あれば中途採用ページ)を見るのがお勧めです。また上場企業の場合、投資家向けのページも参考になるでしょう。

最近では企業の口コミを掲載するサイトも多いので、そういった内容も一部は参考になるかもしれません。

ただ、口コミを書き込む人の多くは転職希望者で、現職に何かしら不満を持っているケースが多いという点は差し引いて判断する方が良いかもしれませんね。満足してその会社に留まっている人からの口コミは、相対的に少ないと考えておくのが良いでしょう。

キャリアアドバイザーに企業のことを聞いてみるのも有効です。求人票だけではわからない実際の働き方の様子や、他の社員の様子などを教えてもらえることがありますよ。

また、利用している転職エージェント経由で入社した人がいる場合、入社した人からの感想を共有してもらえることもあります。

面接の場で、実際に自分の目で会社の雰囲気を見てみるのも大切ですね!

障害者雇用で収入アップはできる?

できる人も、できない人もいます。

これは一般雇用の場合の転職と同じで、障害者雇用の場合も、スキルが必要で責任が重い仕事ほど給与は高くなる傾向があります。

楽して収入をアップさせたい!という希望を叶えることは難しいですが、もっとキャリアアップしたい、それに伴って収入もアップさせたいという前向きなモチベーションで転職をする場合、企業側からの評価が高くなり、結果的に給与提示額が上がる可能性は十分にあります。

また、高年収の求人を探している場合、ハイクラス求人に強い転職エージェントを利用するのもお勧めです。

dodaチャレンジアットジーピー【atGP】は、登録の段階でハイクラス求人を希望することができます。もちろん、担当のキャリアアドバイザーが決まってから、直接キャリアアドバイザーに希望を伝えてもOKです。

障害者雇用に40代、50代向けの求人はある?

結論から言うと、たくさんあります!

組織の年齢バランスなどから、20代〜30代の求職者の方がありがたい…と考えている企業もありますが、逆に「この組織の雰囲気上、落ち着きのある経験豊富な方をお迎えしたい」、「高齢のお客様からの問い合わせがあるので、50代の方の方が安心感がある」など、ベテラン層を求めている企業もあります。

確かに選考通過率は若い方の方が高い傾向があるのは事実です。しかし、実は最終的に障害者雇用で転職する方の半数は40代以上の方です。

年齢を重ねた方ならではの経験やスキルをPRしながら、ぜひ前向きに転職活動を進めてみてくださいね。

障害者雇用で国家資格を活かせる求人はある?

建築士や社会保険労務士など、高難易度の国家資格を活かせる求人もあります。

こうしたハイスキルの方の場合、例えばピンポイントで「建築士を募集」という求人があることは少ないので、転職エージェントから個別にポジションの相談をしてもらうと良いでしょう。

この場合も、先ほどお伝えしたdodaチャレンジアットジーピー【atGP】といったハイキャリアにも強い転職エージェントを利用すると良いでしょう。

SE(システムエンジニア)、WEBデザイナーの障害者雇用求人はある?

SE(システムエンジニア)、WEBデザイナーの求人ももちろんあります。

求人数としては、WEBデザイナーよりSEの方が多いでしょう。ただこういった職種の場合、一定の実務経験がある人を求めている企業が多くなります。

未経験でも応募可能で、入社後に研修プログラムに参加できるような求人も稀にありますが、こういったポジションは非常に人気が高く、あっという間に募集ストップになります。

未経験でSEやWEBデザイナーに挑戦したい場合、いつでもすぐに応募できるよう、ポートフォリオやスキルをまとめた応募書類をしっかり準備しておくことが大切です。

リモートワーク(在宅勤務)の求人はある?

コロナ禍の影響もあり、リモートワークを日常的に取り入れる企業は増えてきました。しかし、フルリモートの求人は非常に少ないのが現実です。

そしてフルリモートの求人は人気が高いので、募集が出てもすぐに埋まってしまうことがよくあります。また、フルリモートのポジションの場合、在宅で自立して業務を進められるだけのスキルが必須です。

なお、リモートワークを取り入れている企業であっても、勤務に慣れるまで、入社数ヶ月の間は出社中心の勤務になることが多いでしょう。

とは言え、障害の状況や何らかの事情で出社頻度をできる限り減らしたい場合、企業によってはできる限り調整をしてくれるケースもあります。通勤に不安がある場合、まずはぜひ担当のキャリアアドバイザーに相談してみてくださいね。

まとめ:障害者雇用の転職活動 よくある質問

この記事では、くまくんがキャリアアドバイザーとして勤務する中で、求職者の方からよく聞かれる質問についてお答えしました。

お持ちの障害や、これまでの経験によっても気になるポイントは異なってくるかと思いますので、気になることがあればぜひ転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーに相談してみてくださいね。

▼くまくんお勧めの転職エージェントはこちら!

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プロフィール
この記事を書いた人

人材業界で約10年勤務し、直近3年は障害者雇用の専任キャリアアドバイザーとして、20代から60代、ローキャリアからハイキャリアまで数多くの求職者の方のお手伝いをしてきました。

初めての障害者雇用、初めての転職で悩んでいる方向けに、できる限りの情報をお届けしていきます!

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