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【障害者雇用の面接】面接対策 徹底ガイド

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転職活動の進め方

✔️この記事でわかること

障害者雇用の面接対策、どんな準備をすれば良い?
面接官はどんなところを見ている?
面接にコツはあるの?

キャリアアドバイザー歴10年のくまくんがガイドします!

障害者雇用の面接で準備すべきことは5つ!

まず初めに、これだけは忘れないでください!面接に進めたということは、つまり「企業はあなたの職歴や障害についてもある程度理解した上で、あなたに会ってみたいと思っている」ということです。自信を持ってご自分の強みをアピールできるよう、しっかり準備していきましょう★

障害者雇用と一般雇用の面接の最大の違いは、障害についての質問があるかどうかです。その他の点に関しては、実は準備すべき内容は一般雇用の面接と殆ど変わりません。以下の5つのポイントを、しっかり押さえておきましょう。

【障害者雇用の面接対策で準備すべきこと】
①自己分析・キャリアの棚卸しをしよう
②企業研究をしよう
③よく聞かれる質問に備えよう
 筆記試験の準備をしよう
④服装・身だしなみを整えよう
⑤当日の流れを確認しよう

自己分析・キャリアの棚卸しをしよう

自己分析、キャリアの棚卸しは、実はすべての準備の中で一番難しく、そして重要な部分です。自己分析やキャリアの棚卸しがしっかりできていれば、面接の場で予期せぬ質問を受けた際にも冷静に回答ができます。求人を選ぶ軸も定まり、志望動機もうまく伝えられるようになりますよ。

転職活動を始める段階で自己分析やキャリアの棚卸しはやってみましたが、また考える必要があるんですか?何だかちょっと面倒だな…

具体的な求人を元に考えてみることで、ご自分の希望や考えが明確になることも多いんです。以前考えてみた内容をちょっと見直してみるだけでも、新たな気づきがあるかもしれませんよ。

自己分析とキャリアの棚卸しの方法については、また改めて詳しい記事を書く予定ですが、まずは別記事のこちらの内容も参考にしてみてくださいね。

企業研究をしよう

面接を受ける前には、企業研究が必須です。その企業のことを理解し、どんなところが良いと思ったのか、その企業でどんなことがしたいのか、しっかり答えられるようにしておくと安心です。

①求人情報をしっかり確認しよう
②企業のホームページを確認しよう
③競合他社について調べおこう
④その企業に関連するニュースを調べておこう

求人情報をしっかり確認しよう

まずは大前提となる「求人情報」をしっかり確認しておきましょう。求人票には、想定ポジションや求める人材要件、基本的な勤務条件など、さまざまな情報が載っています。この内容をしっかり確認し、企業がどんな人材を求めているのか、まずは想像してみてくださいね。

企業のホームページを確認しよう

企業のホームページには様々な情報が載っています。特に参考になるのは、採用ホームページや代表者メッセージ、経営理念などです。

企業にもよりますが、採用ホームページには新卒向け、中途採用向け、場合によっては障害者雇用向けの情報が個別に用意されていることが多いので、どれも見ておくと企業のことをイメージしやすくなりますよ。先輩社員のインタビュー記事などがあれば、そちらもぜひ読んでおくと良いでしょう。

ホームページに何度も出てくる単語やトピックを意識してみてください!何度も繰り返し出てくる内容は、その企業が大切にしている価値観であることが多いですよ。

競合他社について調べおこう

競合他社や競合商品がある場合には、ぜひそれも調べてみましょう。他の会社や他の商品と比べることで、その会社独自の強みや特徴を理解しやすくなります。その会社ならではの独自性を理解しておけば、面接官からも「よくうちの会社のことを理解している、よく勉強している」という評価を受けることができますよ。

その企業に関連するニュースを調べておこう

企業名をインターネットで検索すると、その企業に関するニュースも調べることができますね。最新のニュースを確認し、気になることがあれば質疑応答の際などに聞いてみるのも良いでしょう。しっかり準備して的確な質問ができれば、こちらも③と同様、面接官に「うちの会社に興味を持ってくれている」という印象を与えられます。

企業のことをよく理解すると、説得力のある志望動機を準備できますよ。

よく聞かれる質問に備えよう/筆記試験の準備をしよう

よく聞かれる質問に備えよう

よく聞かれる質問20選と面接官が見ているポイント、そして回答の具体例については、以下の記事にまとめています。時間がある方は、ぜひこちらも読んで準備してくださいね。

企業によって、面接時によく聞かれる質問内容が決まっていることもあります!担当のキャリアアドバイザーや相談員にも相談し、過去に面接を受けた人の事例があれば聞いておくと安心ですね。

時間がない方も、最低でも以下の7つの質問にはしっかり答えらえれるよう、準備しておきましょう。①の自己分析・キャリアの棚卸し、②の企業研究がしっかりできていれば、回答を考えやすくなりますよ。

障害者雇用では、特に3の障害についての質問が非常に重要です。この点についてしっかり答えられないと、「自己理解ができておらず、体調を崩す恐れがある」と判断されるからです。

詳しい解説は、先ほどご紹介した記事の中の、「障害者雇用ならではの質問」の項目を参考にしてくださいね。

筆記試験を怖がる必要はなし!

選考の中で、筆記試験を設けている企業もあります。求職者の方から「試験に自信がないので、筆記試験があるなら辞退します」というお声をいただくこともあるのですが、企業によって筆記試験の内容やハードル全然違います。

くまくんの経験上、高い基礎学力を求めている企業の方が稀です。実は筆記試験=性格検査だった、というパターンもありますし、最低限の基準をクリアしていればOK、という企業もあります。そのため、筆記試験があるからといって無条件に選考を辞退することなく、まずは内容を確認した上でぜひトライしてみてくださいね。

筆記試験はどのように受験するの?

最近はオンラインで試験を受けるケースが大半ですが、企業によっては面接のついでに現地で試験を受けるパターンもあります。

オンラインで試験を受ける場合、ご自分の好きなタイミングで受験ができます。リラックスでき、集中しやすい環境で受けると良いでしょう。PCのバージョンなどによってうまく動作しない可能性などもあるので、締め切り時間に余裕を持って、早めに受験するようにしましょう。万一ご自分のPCでうまく受けられない場合は、ネットカフェに行くなどの対応が必要です。

現地で受験する場合には、以下のものがあると役立つ可能性があります。

・鉛筆、消しゴム(マークシート式の場合)
・時計
・(持ち込み可能であれば)電卓

時計や電卓は、今はスマホを利用している人が多いかもしれません。しかし、一般的に試験会場ではスマホは見られませんので、用意しておくと安心です。

筆記試験と適性検査の違いとは?

本記事では、筆記試験=学力検査または能力検査、適性検査=性格検査として説明しています。

学力検査や能力検査は、一般的にイメージされる「テスト」のような内容で、語彙力や文章能力を問う「言語」、計算力や論理的思考力をチェックする「非言語」の両方が盛り込まれていることが殆どです。企業によっては、これに追加して英語や一般常識などの問題を出すところもあります。一方、性格検査は、さまざまな質問によってあなたの思考の傾向や性格の特徴を掴むものです。

実際の試験内容については、選考を受ける企業ごとにキャリアアドバイザーや相談員に確認してみるのが良いでしょう。障害者雇用の転職に関して言うと、SPIを利用しているところが多いですよ。

筆記試験の対策方法は?

最も多く利用されているSPIに関しては、ある程度問題のパターンが決まっています。問題の例は「SPI 練習問題」などと検索すれば、ネットでも探せます。まずは一度、内容を見てみましょう。

問題を解いてみて、解き方がわからない、思い出せない…ということであれば、1冊で良いので対策本を購入し、何度も繰り返し問題を解いてみると良いでしょう。何冊も買う必要はありませんので、できれば店頭で内容や解説を確認し、ご自分が見やすい、わかりやすいと思うものを選んでくださいね。


また、実際に試験に臨むときのコツもお伝えします。

①わからない問題は飛ばし、わかるところからどんどん解こう
②手元にメモとペンを用意しておこう
③電卓も活用しよう
④消去法も活用しよう

時間配分は、だいたい1問1分が目安と言われています。わからない問題で考え込んでしまうと、わかる問題まで解けなくなってしまうので、わかるところからどんどん解いてくださいね。ペース配分が大切です!

また、回答の選択肢の中には「明らかに間違っている」とすぐにわかるものもあります。回答に自信が持てない時は、まずは消去法で絶対に違うと思える回答を選択肢から消して、少しでも正解に近づけるようにしましょう。

適性検査の対策方法は?

適性検査に関しては、対策は不要と言われることが多いのですが、必ず気をつけてほしい点が2つあります。

①一貫性のある回答をしよう
②「極端な回答」を避けよう

①の一貫性のある回答が必要なのは想像ができるかと思いますが、②の「極端な回答」とは、どんなものでしょうか。

「極端な回答」とみなされる質問例
・これまでに一度も嘘をついたことがない
・人の悪口を言ったことは一度もない

自分をよく見せたいと思って、こういった質問に「はい」と答えてしまうと、「極端な回答」とみなされ、虚偽申告をするような人柄だと判断される可能性があります。上記のように「強い否定」が含まれる質問が出てきた時には、注意して回答してくださいね。

服装・身だしなみを整えよう

一般的に、第一印象は出会って数秒で決まり、そのうち約55%は視覚情報によるもの、と言われています。

せっかくしっかり準備をしていても、第一印象が悪いと台無しになってしまうこともあります。外見上のことで減点されるのはもったいないので、服装や身だしなみには十分に気をつけておきたいところです。

性別に関係なく、とにかく大切なのは清潔感です!服装に関しては、企業や業界によってどの程度のフォーマルさが求められるかが異なってきますが、スーツ、またはそれに準ずる服装が望ましいでしょう。

スーツを持っていない場合でも、襟付きのシャツを着用する、清潔感のある無地のカットソーを着用するなど、派手すぎない服装を心がけてください。スーツの準備が難しい場合、事前に担当のキャリアアドバイザーにも相談してみると良いでしょう。

お持ちの障害の状況によってスーツやジャケットの着用が難しい、革靴の着用が難しい…などの事情があれば、事前に企業側にそのことを伝えておくと良いですね!

当日の流れを確認しよう

オンライン面接の場合

◾️接続確認
オンライン面接の場合、事前に企業や担当キャリアアドバイザーから、当日使用するURLの案内があるかと思います。問題なく接続できるかどうか、お持ちの端末で事前に確認しておきましょう。

◾️実施場所の確認
実施場所はなるべく落ち着きのある、静かな環境が良いでしょう。可能であれば無地の壁紙やカーテンなど、すっきりとした背景を選ぶようにしましょう。住宅事情によってどうしても落ち着いた環境での対応が難しい場合、ネットカフェやレンタルオフィスなどを利用するのも一つの手です。

◾️デバイスの設定確認
面接中に電源が切れてしまっては大変です。接続デバイスの充電がしっかりできているか、また関係ないアプリの通知音などが鳴らないか、事前に確認しておきましょう。

また、デバイスの画角にも注意したいところです。カメラの位置によっては相手を見下ろすような角度になってしまい、印象が悪くなることがあります。カメラの位置と目の高さが合うようにすると良いでしょう。

対面面接の場合

◾️会場までの経路の確認 
実際に企業で行われる対面面接の場合、面接会場までの経路や所要時間を事前にしっかり確認しておきましょう。面接時間に余裕を持って到着できるようにしておきたいですね。面接案内に記載があることが多いかと思いますが、到着したらどこの誰に声をかけたら良いのかも確認しておくと安心です。

殆どの場合は、受付で「本日面接のお時間をいただく◯◯と申します」と伝えれば問題ないかと思いますが、最近はセキュリティが厳しい企業も増えているので、事前に入館用のQRコードが発行されるケースなどもあります。

◾️持ち物の確認
持ち物の指定がある場合、忘れ物がないように事前に準備をしておきましょう。また、特に指定がない場合でも、先方から配布資料がある場合に備えて、A4サイズの書類が入るような鞄で行くことをお勧めします。筆記用具も持っていくと安心ですね。

少し早めに到着し、会社の周辺の様子を確認しておくのもお勧めですよ!

共通して確認しておいた方が良いこと

オンライン面接の場合も対面面接の場合も、万が一面接に参加できなくなった場合や、トラブルが起きた場合の緊急連絡先を確認しておきましょう

面接官が見ているポイント

障害者雇用の面接で、面接官が特に見ているポイントは以下のような点です。

①ご自分の障害について理解できているか?
 安定就業できそうか?
②募集ポジションに必要なスキルがあるか?
 経験はマッチしているか?
③職場の雰囲気に合いそうか?
 コミュニケーションは取りやすいか?
④会社のことを正しく理解しているか?
 ミスマッチにならないか?

先ほどご紹介した別記事の中で、よく聞かれるポイントとともに「面接官が何を見ているか」についても詳しくご説明しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

面接のコツ

準備に勝るコツはない!

面接が得意で大好き!という人もごく稀にいますが、くまくんの経験上、殆どの人は面接に苦手意識を持っています。でもこれは当然のことです。普段の生活で、初対面の人を相手にご自分のキャリアについて詳しく語るような機会は殆どありませんよね。慣れないことに苦手意識を持つのは当たり前のことです。

ではどうすれば良いかというと、シンプルですが準備あるのみです!練習なしで、いきなりスラスラ喋れる人は殆どいません。喋ることが仕事の芸人さんたちだって、持ちネタを話す練習をしていますよね。それと同じで、特に自己紹介や職歴紹介など、必ず聞かれる内容については何度も練習してみると安心です。

練習をする時には、できれば実際に口に出す、聾者の方であれば回答内容を書き出してみる、タイプしてみるなど、しっかりとアウトプットができるようにしましょう。喋るのが苦手だと思っている人であれば、スマホの録音機能などを使って、自分の話す内容を録音して聞いてみるのもとても効果的ですよ。

回答は簡潔に!

アピールしたい気持ちが強くなると、ついついたくさんの内容を盛り込みたくなると思いますが、回答はできるだけ簡潔にするのがお勧めです。

というのも、回答が長くなればなるほど覚えるのも大変で、緊張すると覚えた内容をすっかり忘れてしまい、パニックになることがあるからです。細かい言い回しは変わっても良いので、言いたいことを全て暗記するのではなく、絶対に外せないポイントと回答の流れを頭に叩き込み、簡潔に答えることを心がけてみましょう。

面接官との会話のキャッチボールを意識しよう

先ほどの内容と矛盾しているように感じるかもしれませんが、面接は覚えてきた暗記内容を披露するだけの場ではありません。面接官は面接を通して、あなたが質問に対して的確に回答ができる、コミュニケーションの取りやすい人かどうかを見ています。

とはいえ、緊張しているとどうしても、自分が覚えてきた内容を話すことに精一杯になってしまいがちです。だからこそ、回答は簡潔にして、面接官に「それはどういうことですか?」「具体的にはどんなことですか?」などと追加で質問をしてもらい、それに対して回答するのがお勧めです。会話をしているうちに、緊張もほぐれてくることが多いですよ。

また、緊張していると質問の意図がすぐにわからないこともあります。はっきりと理解しないままずれた回答をすると、コミュニケーション能力の低い人だと思われてしまいます。そんな時は見切り発車で回答せず、「もう一度お願いします」「それは◯◯という意味のご質問ですか?」など、ちゃんと面接官の質問の意図を確認するようにしましょう。

まとめ:面接対策をして面接に臨もう!

ここまで、障害者雇用の面接対策についてまとめてみました。どのように面接対策をすれば良いか、イメージはついたでしょうか?

どんなに自信があっても、どんなに喋るのが得意でも、面接先の企業に合わせた面接対策は必須です!しっかりと準備をしたことは、面接官にも伝わるものです。前もって準備して、後悔のないように面接に臨んでくださいね。

担当のキャリアアドバイザーや相談員に、企業ごとの面接対策をお願いしてみるのもお勧めです!転職のプロのアドバイスも受けながら、たくさん練習してくださいね。

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プロフィール
この記事を書いた人

人材業界で約10年勤務し、直近3年は障害者雇用の専任キャリアアドバイザーとして、20代から60代、ローキャリアからハイキャリアまで数多くの求職者の方のお手伝いをしてきました。

初めての障害者雇用、初めての転職で悩んでいる方向けに、できる限りの情報をお届けしていきます!

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